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2009年7月7日火曜日

7/12の礼拝は、家庭集会です

 次回の主日礼拝は、家庭集会と訪問の礼拝となります。

 教会を9時出発です。
 バンを手配していますので、皆でこれに乗り込み、ご高齢の教会メンバーのお宅を皆で訪ね、礼拝をいたします。年に二度ほど続けてきていたことのようです。
 そして、その近隣の施設の慰問もいたします。

 メンバーの方は、お間違えのありませんように。
 そして、久しぶりの家庭集会でよい交わりが出来ますよう、よろしくお願いいたします。

2009年7月4日土曜日

人の思い 神の思い -Pensamento humano e pensamento de Deus-

聖書
1. 第一日課  創世記3章8節~15節 (旧 p. 4)
2. 第二日課 コリントの信徒への手紙Ⅱ5章11節~15節 (新 p. 330)
3. 福音書 マルコによる福音書3章20節~30節 (新 p. 66)

説教題:「人の思い 神の思い -Pensamento humano e pensamento de Deus-」
 
導入
 親の心子知らず」という言葉がありますが、神様の気持ちと、それを理解できずにいる人々の姿が、ここのところ毎週、福音書から伝えられています。

み言葉に聞く
 今日は、いままでとは違うタイプの人々が登場します。最初はイエスの家族たちでした。彼らは「気が変になっている」と思ったのです。子どもの頃の神殿で 学者たちと話し合っているイエスを見たり、カナの婚礼の場所でイエスの奇跡を見たりしたマリアでしたが、家族もイエスのことを理解できていませんでした。
 もう一方は、「エルサレムから下ってきた律法学者たち」でした。イエスの出来事が有名になり、わざわざ首都エルサレムから偉い学者たちがやってきたので した。そして、彼らは「ベルゼブルに取り付かれた男」といい、「悪霊の頭の力で悪霊を追い出しているのだ」と決めてかかったのです。

振り返り
 人々は、神様の心を理解できていませんでした。イエスのもとに集まった人々は、悲しいことに、奇跡を起こして欲しい人、気が変になったと心配する親族、 悪魔のわざと非難する律法学者たちだけでした。ご利益を求める人、心配して連れ戻そうとする人、糾弾する人の3種類の人たちだったのです。
 その私たちを前に、イエスは何を語り、なさったのでしょうか。今日のたとえは、次のように理解してよいと考えられてもいます。縛り上げられる強い人を私 たちを捕らえている悪魔。押し入って家財道具を略奪する人をイエス様。そして、奪い取られる家財道具を、罪に支配され悪魔のとりこの生活をしていた私た ち、と。
 イエスは、そのみ心を理解できない人々が目の前で繰り広げる愚かないざこざを、すべて飲み込んで、当の悪魔からその人たちすべてを奪い返してくることを心に決め、そして、実行に移していかれました。それが、十字架に向かう道のりだったのです。

奨め
 今日の旧約聖書にも、悲しい神様のみ心を見ることが出来ます。
 戒めを破り、神様を裏切っていった人間を追いかけ、追求するためではなくて、愛する子を見失い、「どこにいるのか・・」と呼びかけながらさ迷い歩いてる ように描かれてます。しかし、ようやく見つけたアダムは、神に詫びて戻るのではなくて、女のせいにします。神は女に尋ねると、今度は蛇のせいにするので す。こうして、捜し求め、赦そうとする神様の前から、恐れ、逃げ、見つかれば責任転嫁する姿、これが私たち、親の心を知らない、罪人の姿です。
 その、罪人である私たちを、無理やり捕らえるのではなくてその心を捉え、厳しく改心させるのではなくて心打たれて変えられるように仕向けられたのが、イエス様の十字架でした。それで確かに、私たちは救われ、変えられるのです。
 エデンの園で裏切り、神の元を離れ苦しみ傷つき苦労をし放浪していた人類は、ようやく、イエス・キリストを通して、神の元に捕らえ、救い上げられるのでした。
 「どんな罪でもすべて赦される」と宣言されたイエス・キリストに私たちも従いましょう。
 それを実現するために、命を引き渡された方に、付いていきましょう。

祈り

私たちの教会について

「教会といっても色々あるようで、よく分からないなぁ。変なとこじゃないといいけど・・・」とよく聞きます。私(牧師)も昔そうでした。そこで、簡単に説明します。(igrejaluteranajaponesa@gmail.com)

 ブラジル福音ルーテル教会(IECLB)は、宗教改革者マルティン・ルターの流れを汲む、歴史のあるプロテスタント・キリスト教会です。 世界ではルーテル世界連盟(LWF)を組織し、世界最大のプロテスタント教会グループとして、世界各地で伝道・奉仕・教育に携わっています。LWFの社会奉仕部門のほか、ACTを通じた難民や被災者の緊急支援、開発事情では世界で定評があります。
 ブラジルでは、多数の日系人や駐在の日本人の方々のために、1965年から日本人牧師が宣教師として派遣されています。
 教会では、日本語での礼拝やメンバー同士の交流に加え、ブラジルでの社会奉仕の働きにも取り組んでいます。ポルトガル語での礼拝も始めました。

 日本語の礼拝、ポルトガル語の礼拝に参加したい方、牧師に相談がある方、楽しい食事やお茶をしながら、わいわいと情報交換をしたい方、日本のことをもっと知りたい日系人の方、駐在や引越しでブラジルへ来てもっといろいろな情報や人脈がほしい方、どなたでも、お気軽においでください。

 教会では、日本語によるパソコン相談教室や、日本語教室も始め、地域の皆さんにも喜んでいただいています。

 まずは、メイルをいただくか、日曜日の礼拝に来てみてください。牧師が丁寧に紹介や説明をいたします。
 ブラジル4年生?の牧師の日常生活を気ままに綴ったブログもご覧ください。

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