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2009年5月31日日曜日

バザーにおいでください

今日で5月も終わり、早いものですね。
さて、6月になるとバザーがあります。

どうぞ、お気軽においでください。ポスターをアップしますので、ご覧ください。クリックすると、大きく見る事ができます。

お待ちしています。
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2009年5月30日土曜日

5月31日はペンテコステです

今年の5月31日は、ペンテステです。聖霊降臨祭とも言われます。
クリスマス(降誕祭)やイースター(復活祭)と並んで、キリスト教では大切な日です。
クリスマスは日にちが決まっていますが、イースターやペンテコステは暦により毎年変わる、移動祝日です。

私たちの教会でも、この日は、ペンテコステとして礼拝をします。
ペンテコステは、教会の聖卓の飾りや牧師の着るストールは「赤色」にかわります。これらは、それぞれ意味があります。「牧師さんが出世したから、来ている服のストールの色が緑から赤になったみたい」とか、勘違いされる方もいたとか、笑い話で聞いた事がありますが・・

天から炎のような舌が降ってきて、弟子たちが聖霊に満たされてた、とあります。
色々な画家が、聖霊降臨を描いていますが、私が一番好きなのは、エルグレコ。スペインのマドリッドのプラド美術館で見ました。グレコ独特の細長い人物たちと、暗闇で光に照らされている模様が綺麗ですね。

でも、私が願うのは、ペンテコステのときのように、急に外国語がしゃべれるようになることです。まだまだポルトガル語で苦労するので、一気に上達すればいいなーんて、不謹慎な事を考えたりしてしまいます(^_^;)

教会は、どなたでも気軽に来ていただけるところです。
あなたのおいでをお待ちしています。



2009年5月24日日曜日

日系パロキアで牧師就任式

 今日は日系パロキアで就任式をしていただきました。

 私が住んでいて、主に礼拝を担当しているアナホザ(駅の名前)の教会と、二つとなりの駅の南米教会の二つの教会でパロキア(英語のパリッシュ:小教区・教会)を形成していますので、合同礼拝をして、就任式をしていただく事となりました。
 場所は、ジアデマという街の子どもたちも来るので、子どもたちがいつも来ている南米教会で行われました。
スデステ教区の教区長のギレルメ先生(写真左)が来てくださり、大野先生(写真右)の司式で礼拝と就任式が行われました。


会場の南米教会には、南米教会から15人ほど、アナホザのサンパウロ教会から10人ほど、そしてジアデマから40人ほど、そしてそのほかから7人くらい?集まってくれました。アナホザからも普段とは違う教会に、バスやタクシーで来てくださり、ありがとうございました。
二年前にジアデマを訪ねたときに会ったご婦人も覚えてくださっていて、嬉しかったです。

「神のミッションに対する私たちのパッション」と題して、ギレルメ先生の説教と、それに続く就任式でした。

礼拝後、中庭で昼食会となり、二つの教会のメンバーと、こどもたちと一緒に楽しく食事をしました。
JELAのプログラムで日本からボランティアでブラジルに来ている愛ちゃんと、みぎわ君もいっしょで、楽しい礼拝と会食でした。
そう、みぎわ君に撮ってもらった写真を入手したら、アップします。日本の各教会にもお便りを出そうと思っています。

とりいそぎの報告でした。
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2009年5月20日水曜日

今年のバザーは6月21日(日)に決定

例年ご公表をいただいている、バザーの日程は6/21に決まり、準備をしています。時間は、10時から15時まで(現在の予定)。
日本の古着市や蚤の市など、掘り出し物もたくさん・・・

ご不要の品の献品も受け付けています。お電話かメイルをいただければと思います。
収益は教会の働きや教会を通しての社会奉仕の働きに用いられます。
どうぞ、覗いてみてください。

5月24日(日)の礼拝は、南米教会で合同礼拝

 新しく来た牧師(私ですが・・)の就任式があり、パロキアとして共働の働きをしている南米教会とともに礼拝をすることになりました。そこで、場所はここではなく、南米教会で開かれます。
 10時にこちらの教会に来ていただければ、ご一緒することができます。
 どうぞ、よろしくお願いします。

 ご不明のことは、ご遠慮なく、ご連絡ください(電話やメイルで)。

2009年5月10日日曜日

説教:「接続中・・~ Está conectado」

○ 導入
  こちらへ来て、17日が経ちました。到着してもす ぐに困らないように、色々と教会の皆さんに準備していただいていましたから、不自由なく新しい生活が始まりました。冷蔵庫の中まで細かな心遣いを感じまし た。本当にありがとうございます。最初のころは、テレビもなく教会のラジオを借りてFMラジオを付けて朝食をとり、夕食をしていました。TVのニュース番 組もなく夜は時差ぼけも手伝って早く寝て、朝早くおきるという生活。久しぶりの静寂と規則正しい生活でした。しばらくしてTVを買い、急に世界に引き戻さ れた感じがしました。1週間目にようやくインターネットがつながりました。ケーブルテレビのお兄さんが線を引き回し、2階の書斎に機械を置き、そこからパ ソコンにケーブルを繋ぎ、「接続中・・」と表示されて、いよいよ「つながりました!」。数千のメイルが関をきったように流れ込んできました。迷惑メイルが 多いのですが。インターネットにつながると言うことは、ニュースや友人や社会とつながると言うこと。「これがなければ何もできない」そう感じてしまう世界 になっています。

○ み言葉に聞く
 「私につながっていなさい。私もあなたがたにつながっている」「私を離れては何もできない」 これが聖書の今日のキリストの言葉です。私はインターネットに接続できず、10日ほどを過ごし、世の中の動きや友人とのやり取りが断絶された生活をしまし た。知らないうちに、新型インフルエンザが人々を脅かし、日本では有名ロック歌手が亡くなっていました。世間と友人と隔絶された間は、のんびりと人間らし い生活をさせていただいたと言う良い面もありましたが、なんだか、1週間の断食をしているような、修行生活をしているような感じもしました。しかしそれ以 上に、キリストとつながっていなければ、良い実を結ぶことができない。いや、何もできない、とまでいわれています。

○ 振り返り
  電車の中の風景が先日テレビで話題になっていました。外国人の話でした。「日本の電車に乗って驚いた。大人のサラリーマンが分厚い漫画を読んでいる。そし てほとんどの人は寝ている」と。「国ごとに電車の風景が違って面白かったが、最近はどの国に行っても同じ。みんな携帯電話をいじっていたり、音楽を聴いて いたり」と。たしかに、若い人だけでなく、お年よりも携帯電話を使い、電車の中でもメイルを書いたり、何かを見ていたりします。ブラジルに来ても似た風景 を見ます。「パソコンや携帯で、今の人は人と話さなくなった」と言われる。しかし、「出会いたい。つながっていたい。」という気持ちは強くあります。私は 1996年に教会と幼稚園のホームページを出しました。まだ珍しがられて、雑誌に取材にも来られました。次第に、教会や幼稚園の問い合わせも、ホームペー ジを見てという人が増え始めました。メンバーも園児も、そういう経路でずいぶん増えたように思います。メイルで知り合った方に教会を紹介し、東京、千葉、 名古屋など、数箇所で洗礼を受けられました。「ホームページを拝見して、自殺を思いとどまったんですよ」と言うメイルももらいました。殺伐として、人と人 があまり心を開かない、一緒に泣いたり笑ったりしなくなった時代です。ブラジルはまだ違うかもしれませんが。しかし、人々は、決して孤独を好んでいるので はなくて、孤独の中で、なんとか、人との接点や、出口を探しているのです。

○ 奨め
 「私につながっていなさい」「良い実を結ば ない枝は切り落とされてしまう」と言われるキリストは、じっと待っているのではなくて、自分から私たちにつながりに来てくださいました。そして、自ら切り 落とされ、命を投げ出してくださった方なのです。バチカンのシスティーナ礼拝堂の天井に、ミケランジェロが描いた天地創造の有名な絵があります。週報の表 紙に印刷してみました。神様が人を創るところを力強く描いた絵です。土のちりで人を形作り、その鼻に命の息を吹き入れられて人は生きる物となった、と聖書 にあります。そして、この絵では、神様の力強く伸ばした指と、人の指が触れる様子が描かれています。神様は、天地創造の最初から、私たちにその手を伸ばし ています。イザヤ書に私の好きな言葉があります。41章13節です「私はあなたの主、あなたの神。あなたの右の手をとって言う 恐れるな、私はあなたを助 ける、と。」そしてもうひとつは、こうです59章1-2節「主の手が短くて救えないのではない。主の耳が鈍くて聞こえないのでもない。むしろお前たちの悪 が 神とお前たちの間を隔て お前たちの罪が神のみ顔を隠させ お前たちに耳を傾けられるのを妨げているのだ」。私たちも心を静かに悔い改めて、精一杯に 手を伸ばしてくださっている神様の手に捉えられようではありませんか。

2009年5月3日日曜日

説教:「1000の言葉よりも-melhor do que 1000 palavras-」

○ 導入
「何度言えばわかるの」「早くしなさい」。そんな言葉 を言われたこと、言ったことはないでしょうか? 良くないと思っていても、しつこく言ってしまうことがあります。今日の聖書は、ペテロが復活のキリスト に、同じことを三度も聞かれます。なぜ、キリストはそうされたのでしょう。

○ み言葉に聞く
ペテロは、「どうしてイエス様は何度 も聞かれるのか」、「何度言ったら分かってくれるのか」と思ったに違いありません。しかし、ペテロの心ではなくて、キリストの心の中を覗き見ると、気付か されます。それは、ペテロのセリフではなくて、神様の気持ちであるということを。聖書を読むと、神様は何度も、正しく、愛と秩序の中に生きることを求めま したが、今なお人類は妬み、疑い、憎しみ、裏切り、仲たがいをしています。神様の声を無視し続けてきたのです。

○ 振り返り
何度 も言うよりも、もっと効果的な事はあります。「1000の言葉よりも」という写真展や映画がありました。イスラエル人の報道写真家が、パレスチナの自爆攻 撃の写真を撮り、イスラエル・パレスチナ両面の内情を撮り続ける生き様のドキュメント映画です。1000の言葉を並べて説明するよりも、事の真相を知ら せ、人々の心を動かすものはあります。それ以上に、神様は1000回言うことよりも、私たちが気づき、変えられる方法をとられました。それが、キリストの 十字架です。厳しい命令ではなくて、何度も裏切り、失敗し、倒れても、それを赦して導いてくださる方。呼びかけと精一杯の愛情に応えるどころか、恩をあだ で返しても、包み込んでくださる。誰からも裏切られ見捨てられていく中でも、自らの命をも与えられる。その愛に触れるとき、ペテロの心は、変えられていく のでした。「変わらなければいけないから、がんばろう」ではなくて、「変えられていく」ことを体験する、それが、私たちキリスト者の生き方です。

○ 奨め
こ れは、病気が治ることや、水の上を歩くことよりも、もっと大きな奇跡に私には思えます。これが広がるなら、心の中の葛藤も、家庭や社会のイザコザも、世界 の紛争も、変えられていくでしょう。これを実現して行く出発点に、この教会が、私たちが招かれているのです。まだ、葛藤や苦しみの中にいる人々を、早く教 会にお招きして、一緒に、安心して生きていくことを始め、喜びを分かち合うことができれば、どんなに素晴らしいことでしょうか。キリストに出会い、キリス トにゆだねるときに、少しずつ変えられていく自分を見つけることができます。後は神様にお任せてしましょう。そのときに、もうすでにそこにある、神様から の導きと大きな祝福を見つけることができるのです。

私たちの教会について

「教会といっても色々あるようで、よく分からないなぁ。変なとこじゃないといいけど・・・」とよく聞きます。私(牧師)も昔そうでした。そこで、簡単に説明します。(igrejaluteranajaponesa@gmail.com)

 ブラジル福音ルーテル教会(IECLB)は、宗教改革者マルティン・ルターの流れを汲む、歴史のあるプロテスタント・キリスト教会です。 世界ではルーテル世界連盟(LWF)を組織し、世界最大のプロテスタント教会グループとして、世界各地で伝道・奉仕・教育に携わっています。LWFの社会奉仕部門のほか、ACTを通じた難民や被災者の緊急支援、開発事情では世界で定評があります。
 ブラジルでは、多数の日系人や駐在の日本人の方々のために、1965年から日本人牧師が宣教師として派遣されています。
 教会では、日本語での礼拝やメンバー同士の交流に加え、ブラジルでの社会奉仕の働きにも取り組んでいます。ポルトガル語での礼拝も始めました。

 日本語の礼拝、ポルトガル語の礼拝に参加したい方、牧師に相談がある方、楽しい食事やお茶をしながら、わいわいと情報交換をしたい方、日本のことをもっと知りたい日系人の方、駐在や引越しでブラジルへ来てもっといろいろな情報や人脈がほしい方、どなたでも、お気軽においでください。

 教会では、日本語によるパソコン相談教室や、日本語教室も始め、地域の皆さんにも喜んでいただいています。

 まずは、メイルをいただくか、日曜日の礼拝に来てみてください。牧師が丁寧に紹介や説明をいたします。
 ブラジル4年生?の牧師の日常生活を気ままに綴ったブログもご覧ください。

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