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2011年10月19日水曜日

11月6日 召天者記念礼拝のお知らせ



行事:召天者(しょうてんしゃ)記念(きねん)礼拝
日程:2011116日 1030-1200
場所:日系ルーテルサンパウロ教会 
    Rua Pandiá Calógeras, 54 Liberdade , 
    São Paulo (11) 2305-7088

行事説明:
当教会では、「召天者記念礼拝」として、毎年、先に天に召された方々を記念して、共に礼拝を持っています。今年から、同じ日系ルーテル教会の南米教会と共に、リベルダーデのサンパウロ教会で召天者記念礼拝を行います。

クリスチャンの教会メンバーだけでなく、どなたでも参加できる行事です。かつて教会においでになったことのある方、また、特定の宗教に属していない方、キリスト教式の記念礼拝に参加してみたい方も、この機会においで下さればと思います。服装は、喪服でも平服でも構いません。
遺影の入った写真立てをお持ちいただき、礼拝堂正面におかれた机に、それぞれおいていただきます。礼拝では、賛美歌を歌い、聖書の言葉と説教を聞き、皆で順に黙祈しながら小さなロウソクに明かりをともします。礼拝ですから、通常通り、席上の献金がありますが、献金は各自の自由意志です。先人の人生に感謝をし、天国での魂の平安を神様に共に祈りましょう。(下は昨年の礼拝の聖壇の写真)


歴史的沿革:
キリスト教会では、ローマカトリック教会の時代に111日を「万聖節(諸聖人の日)」、そして翌112日を「死者の日」として定め、伝統的に守ってきました。
ちなみに、111日にこれらの行事でたくさんの人が教会を訪れるので、ドイツのマルティン・ルターは、当時の教会の教義理解への討論をするために、ヴィッテンベルクの教会の木製の扉に「95か条の提題」を張り出した(右図参照)のがきっかけで、宗教改革運動が始まり、ルーテル教会を皮切りに、後に諸プロテスタント教会が生まれていき、宗教改革記念日は、その張り紙を掲示した日、1031となっているのです。

多くのプロテスタント諸教会では、「死者のために祈る」のではなくて、「死者と共にキリストを囲んで礼拝する」という風に意味合いは少し変わっても、この伝統から、11月の第一日曜日に「召天者記念礼拝」として、礼拝を守っています。あるいは、日本では仏式のお盆の時期に合わせて、8月中旬に記念礼拝をおこなうところもあるようです。

 
最近一般行事でも広まってきた、「ハロウィン」も、実はこの「万聖節」や「死人の日」の流れから来ています。ケルト人の収穫感謝祭と、カトリックの理解が混交し、「死者の霊が家族のところを訪ねてきたりする」という言い伝えと共に広がったようですが、今では、子どもたちがお化けや色々なものに仮装をしてパーティーをする楽しい行事として、日本やブラジルでも広がりつつあるようですね。ちなみに「Trick or Treat」とは、オバケの格好をした子どもが、「ご馳走くれないと悪戯するぞ」と各家を回り、キャンディーやお菓子を貰う際の言葉です。
また、この仮装と共に、「ジャック・オー・ランタン」(Wiki-Pediaより)というオバケの顔の形にくりぬいたかぼちゃの提灯も有名ですね。
 

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私たちの教会について

「教会といっても色々あるようで、よく分からないなぁ。変なとこじゃないといいけど・・・」とよく聞きます。私(牧師)も昔そうでした。そこで、簡単に説明します。(igrejaluteranajaponesa@gmail.com)

 ブラジル福音ルーテル教会(IECLB)は、宗教改革者マルティン・ルターの流れを汲む、歴史のあるプロテスタント・キリスト教会です。 世界ではルーテル世界連盟(LWF)を組織し、世界最大のプロテスタント教会グループとして、世界各地で伝道・奉仕・教育に携わっています。LWFの社会奉仕部門のほか、ACTを通じた難民や被災者の緊急支援、開発事情では世界で定評があります。
 ブラジルでは、多数の日系人や駐在の日本人の方々のために、1965年から日本人牧師が宣教師として派遣されています。
 教会では、日本語での礼拝やメンバー同士の交流に加え、ブラジルでの社会奉仕の働きにも取り組んでいます。ポルトガル語での礼拝も始めました。

 日本語の礼拝、ポルトガル語の礼拝に参加したい方、牧師に相談がある方、楽しい食事やお茶をしながら、わいわいと情報交換をしたい方、日本のことをもっと知りたい日系人の方、駐在や引越しでブラジルへ来てもっといろいろな情報や人脈がほしい方、どなたでも、お気軽においでください。

 教会では、日本語によるパソコン相談教室や、日本語教室も始め、地域の皆さんにも喜んでいただいています。

 まずは、メイルをいただくか、日曜日の礼拝に来てみてください。牧師が丁寧に紹介や説明をいたします。
 ブラジル4年生?の牧師の日常生活を気ままに綴ったブログもご覧ください。

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