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2009年10月26日月曜日

説教:46年かけて建てた神殿を…

宗教改革記念主日礼拝

Bíblia
1)2Reis 列王紀下22:8~20 (AT p.617),
2) Gálatas ガラテヤ5:1~6 (NT p.349),
3) Joãoヨハネ2:13~22 (NT p.166)

説教題:46年かけて建てた神殿を…
  -A construção deste Templo levou quarenta e seis anos, e …-

導入
今日は宗教改革記念日です。マルティン・ルターが1517年の10月31日に、ヴィッテンベルクの城教会の扉に、「95カ条の提題」を掲示した日です。当時の教会が贖宥券(免罪符)を発行して販売し、罪の許しを「売り買い」していたことへ神学的に議論を持ちかけたのでした。救いは、イエス・キリストの十字架の死と復活により、そして、それを信じる信仰によってのみ与えられる、と訴えたのです。

聖書に聞く
私たちの教会は、11月29日がバザーで準備を始めています。今日の聖書の言葉は、「私の父の家を商売の家にしてはいけない」ということでした。神殿にある店を破壊し、追い出した、イエス様の姿勢に驚かされます。キリストは、何を糾弾しているのでしょうか? イエス・キリストが訴えていたことも、人々の信仰を形骸化させ、神への供え物を便利にするために商売をし、救いさえも売り買いできるかのようにしていた姿勢を糾弾したと受け取ることができます。驚く人々の「こんなことをするには、どんなしるしを見せるのか」という問いかけに対して、「神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる」とイエス様は答えます。十字架の後三日目に甦ることを言われたのですが、「46年もかけて建てた神殿を3日で建て直すのか」と人々はこの時、理解できませんでした。

振り返り
私たちのサンパウロ教会は1965年の宗教改革記念礼拝が始めの礼拝です。44年前の出来事で、いま45年目の歩みを始めています。聖書では46年かけて建てた神殿のことが取り上げられていますが、45年かけて歩んできた私たちの日系ルーテル教会のことも考えさせられます。教会の隣の家は、一日で取り壊しが終わりました。そして、私たちの教会は今移転先を探しています。今日のイエス様の言葉を聞き、私たち自身が、もう一度、それぞれの心の中で、そして教会として「宗教改革」ともいえる福音に立ち返り、新しい出発を促されているように思います。イエスさまは私たちの教会をも、新しくされ、よみがえらせて下さるはずです。

勧め
イエス・キリストの死と復活とともに、私たち自身も、私たちの教会も、新しくされていきましょう。人生で困難に出合った時、自分の考えや自分の力だけでは、苦しみ、立ち止まることがあります。しかし、イエス・キリストを信じ委ねていくときに、道が開けていくのです。祝福が、皆さんの上にありますように。祈り

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私たちの教会について

「教会といっても色々あるようで、よく分からないなぁ。変なとこじゃないといいけど・・・」とよく聞きます。私(牧師)も昔そうでした。そこで、簡単に説明します。(igrejaluteranajaponesa@gmail.com)

 ブラジル福音ルーテル教会(IECLB)は、宗教改革者マルティン・ルターの流れを汲む、歴史のあるプロテスタント・キリスト教会です。 世界ではルーテル世界連盟(LWF)を組織し、世界最大のプロテスタント教会グループとして、世界各地で伝道・奉仕・教育に携わっています。LWFの社会奉仕部門のほか、ACTを通じた難民や被災者の緊急支援、開発事情では世界で定評があります。
 ブラジルでは、多数の日系人や駐在の日本人の方々のために、1965年から日本人牧師が宣教師として派遣されています。
 教会では、日本語での礼拝やメンバー同士の交流に加え、ブラジルでの社会奉仕の働きにも取り組んでいます。ポルトガル語での礼拝も始めました。

 日本語の礼拝、ポルトガル語の礼拝に参加したい方、牧師に相談がある方、楽しい食事やお茶をしながら、わいわいと情報交換をしたい方、日本のことをもっと知りたい日系人の方、駐在や引越しでブラジルへ来てもっといろいろな情報や人脈がほしい方、どなたでも、お気軽においでください。

 教会では、日本語によるパソコン相談教室や、日本語教室も始め、地域の皆さんにも喜んでいただいています。

 まずは、メイルをいただくか、日曜日の礼拝に来てみてください。牧師が丁寧に紹介や説明をいたします。
 ブラジル4年生?の牧師の日常生活を気ままに綴ったブログもご覧ください。

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