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2009年10月3日土曜日

「一杯の水の報い - Um copo de água e sua recompensa-」

聖書朗読     Leitura Biblica
・第一の日課    民数記 Nm    11:24~30 (AT p.232)
・第二の日課    ヤコブ  Tiago    4:13~5:8 (NT p.425)
・ 福  音 書     マルコ Marcos    9:38~50 (NT p.80)

説教     Prédica
「一杯の水の報い - Um copo de água e sua recompensa-」

導入
先週、次次回オリンピックがブラジルに決まりました。日本から「おめでとー」というメイルを数本、そして、兄と姪っ子から電話までありました。これを機に、日本の教会からの祈りや支援も増えれば嬉しいことですし、ブラジルという国もこれを機にもっともっと良い国になっていければと願っています。

聖書に聞く
さて、今日の聖書の言葉は、私たちに厳しく迫ってきているように聞こえます。「もし片方の手があなたをつまずかせるなら、切り捨ててしまいなさい。両手がそろったまま地獄の消えない火の中に落ちるよりは、片手になっても命にあずかる方がよい。」そしてそれは、「 もし片方の足が・・」「もし片方の目が・・」と続きます。厳しい神の警告のように聞こえます。

振り返り
私たちの教会、ルーテル教会のマルティン・ルターの逸話でこんな話があります。修道院で聴罪神父のところで懺悔をし、自分の部屋に戻る途中で、他の罪を思い出し、神父のところにまた引き返すということが度々あったと。「何か用事があって席を立つけれど何の用事だったか忘れて、もう一度席に戻って考え直す」なんていうことは、年をとって物忘れが多くなると起こることですが、そんな私たちとは大違いですね。窓ガラスをきれいに磨けば磨くほど、小さな汚れが見えてきて、気になって仕方がないのと似ています。私たちは、心を澄まして、自分の罪と向き合えば向き合うほど、そこに罪に満ちた自分の心を見つけてしまいます。そんな私たちの心は、今日の聖書の言葉に震え上がり、縮こまってしまいます。手や足や目を一つ一つとってしまうと、一生の間に何が残るだろう・・と思わされてしまいます。

勧め
しかし、今日の聖書をじっくり読んでいくと、二つのことに気が付きます。一つは、「キリストの弟子だという理由で、あなた方に水を一杯飲ませてくれるものは、必ずその報いを受ける」と、キリストに従うものを責めるのではなくて、最大限に守っているということ。そして、二点目は、続く先ほど読んだみ言葉は、キリストに従う者に対する厳しい言葉ではなくて、キリストに従うものをつまずかせる者に対する警告だということです。キリストは、ご自分に従うものをそこまで愛しているということを今日の聖書は告げています。どんなに小さなものでも大切にされるということ。そして、「その者をつまずかせると、ただではおかない」とでもいう意気込みです。キリストに従う私たちは、「ただではおかないぞ」と攻められる側ではなくて、「ただではおかないぞ」と他者に迫り、そこまでして私を守ってくれている側に立たされているという、驚くべき恵みに気づかされるのです。心を見れば罪深いこんな者を、そこまで愛し、赦し、守ってくださる神様に感謝し、喜んで生きていきましょう。

-祈り-

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私たちの教会について

「教会といっても色々あるようで、よく分からないなぁ。変なとこじゃないといいけど・・・」とよく聞きます。私(牧師)も昔そうでした。そこで、簡単に説明します。(igrejaluteranajaponesa@gmail.com)

 ブラジル福音ルーテル教会(IECLB)は、宗教改革者マルティン・ルターの流れを汲む、歴史のあるプロテスタント・キリスト教会です。 世界ではルーテル世界連盟(LWF)を組織し、世界最大のプロテスタント教会グループとして、世界各地で伝道・奉仕・教育に携わっています。LWFの社会奉仕部門のほか、ACTを通じた難民や被災者の緊急支援、開発事情では世界で定評があります。
 ブラジルでは、多数の日系人や駐在の日本人の方々のために、1965年から日本人牧師が宣教師として派遣されています。
 教会では、日本語での礼拝やメンバー同士の交流に加え、ブラジルでの社会奉仕の働きにも取り組んでいます。ポルトガル語での礼拝も始めました。

 日本語の礼拝、ポルトガル語の礼拝に参加したい方、牧師に相談がある方、楽しい食事やお茶をしながら、わいわいと情報交換をしたい方、日本のことをもっと知りたい日系人の方、駐在や引越しでブラジルへ来てもっといろいろな情報や人脈がほしい方、どなたでも、お気軽においでください。

 教会では、日本語によるパソコン相談教室や、日本語教室も始め、地域の皆さんにも喜んでいただいています。

 まずは、メイルをいただくか、日曜日の礼拝に来てみてください。牧師が丁寧に紹介や説明をいたします。
 ブラジル4年生?の牧師の日常生活を気ままに綴ったブログもご覧ください。